コパ・アメリカ2024(南米選手権2024)の見どころ4選

コパ・アメリカ(南米選手権)
著作者:master1305/出典:Freepik

2024年6月20日アメリカ合衆国のアトランタで開幕するコパ・アメリカ2024(南米選手権2024)。
南米の選手やファン達はFIFAワールドカップに次いで重要視している大会で、参加国が南米中心ということもあってFIFAワールドカップやUEFA欧州選手権(EURO・ユーロ)とはまた違った雰囲気の大会となっています。

新型コロナウィルスの蔓延が心配される中開催された前回大会コパ・アメリカ2021(南米選手権2021)では準決勝までは全て無観客での試合開催となり、
決勝のアルゼンチン代表対ブラジル代表は会場のマラカナン・スタジアムの収容人数の10%となる7,800人を上限として開催されました。
前々回大会のコパ・アメリカ2019(南米選手権2019)ブラジル大会以来5年振りの満員のスタジアムの中で行わるため、大きな盛り上がりを見せること間違いなしです。

ここではそんなコパ・アメリカ2024(南米選手権2024)の見どころ4選をまとめてみました。

国際主要大会3連覇なるか アルゼンチン代表

コパ・アメリカ1993(南米選手権1993)以来FIFAワールドカップでも優勝することができず、
その間コパ・アメリカ(南米選手権)では4回、FIFAワールドカップでは2回の準優勝を経験していたことから長い間シルバーコレクターと呼ばれていたアルゼンチン代表ですが、
コパ・アメリカ2021(南米選手権2021)でついに38年振りの悲願の優勝を勝ち取りました。

アルゼンチン代表はコパ・アメリカ2021(南米選手権2021)に次いで、2024年FIFAワールドカップ カタール大会でも優勝したことで、
コパ・アメリカ2024(南米選手権2024)では国際主要大会3連覇を目指して戦います。

過去国際主要大会3連覇を達成した国は、
コパ・アメリカ1945(南米選手権1945)・コパ・アメリカ1946(南米選手権1946)・コパ・アメリカ1947(南米選手権1947)を優勝したアルゼンチン代表と、
UEFA欧州選手権2008(EURO・ユーロ2008)・2018年FIFAワールドカップ ロシア大会・UEFA欧州選手権2012(EURO・ユーロ2012)を優勝したスペイン代表となっています。

アルゼンチン代表はコパ・アメリカ2024(南米選手権2024)で前人未踏の2回目の国際主要大会3連覇を成し遂げることができるのでしょうか。

あと何回見られる!? リオネル・メッシ

代表チームでは活躍ができないと言われ続けた、
クラブチームであらゆるタイトルと個人賞を獲得してきたアルゼンチン代表のリオネル・メッシ。

2005年FIFAワールドユース選手権、2008年北京オリンピックと年代別大会では優勝していましたが、
A代表ではコパ・アメリカ2007(南米選手権2007)の後に、2014年FIFAワールドカップ ブラジル大会、コパ・アメリカ2015(南米選手権2015)、コパ・アメリカ2016(南米選手権2016)と3対かい連続準優勝と涙を飲んでいましたが、
ついにコパ・アメリカ2021(南米選手権2021)で優勝を勝ち取りました。

タイムアップの瞬間に泣き崩れ、
他のアルゼンチン代表選手たちもリオネル・メッシの元に駆け寄ったシーンは決勝を戦ったブラジル代表とそのファン以外は誰もが涙したのではないでしょうか。

それでもFIFAワールドカップを取っていないということでディエゴ・マラドーナは超えていないと言われていました。

しかし、コパ・アメリカ2021(南米選手権2021)に次いで2022年FIFAワールドカップ カタール大会でも優勝を勝ち取り、名実共に歴代最高の選手になりました。

コパ・アメリカ2021(南米選手権2021)の涙とは違い、終始笑顔があふれるリオネル・メッシがとても印象的でした。

そんなリオネル・メッシもコパ・アメリカ2024(南米選手権2024)大会期間中に37歳を迎えます。
10代の頃から約20年、いよいよ歴代最高選手が見られる時間が少なくなってきています。

この時代に生きていることの幸せを噛みしめて、リオネル・メッシの勇志を目に焼き付けましょう。

ここから羽ばたけ 南米の若手選手たち

南米の選手たちは若くしてヨーロッパに渡り活躍することが1つの夢になっていますが、
すでにヨーロッパの強豪チームで活躍している選手、移籍後に出場機会を求めてレンタルで中堅クラブに出されている選手、まだ南米の国内チームに所属し今後移籍を目指している選手など、
様々な若手選手がコパ・アメリカ2024(南米選手権2024)へ出場と活躍が期待されています。

ここではそんな選手たちを紹介致します。

まずは2023-2024シーズンのビッグサプライズ、スペインのラ・リーガでの大躍進しているジローナFCの中心選手である、ブラジルのサヴィーニョ(2004年生まれ)とヤンコート(2021年生まれ)。
まだA代表歴が浅い2人ですが、テクニックあふれるドリブルが持ち味のFWサヴィーニョと無尽蔵のスタミナによる定位置からの持ち出しが得意なサイドDFのヤンコート。
いかにもブラジルらしい若い逸材は今後のビッグクラブでの活躍とA代表での活躍に最も近い若手かもしれません。

パラグアイのフリオ・セサル・エンシソ(2024年生まれ)も若くしてヨーロッパのトップチームで活躍している選手の一人です。
日本代表三苫薫が所属しているイングランドのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCの試合を見てご存じの方も多いと思いますが、
コパ・アメリカ2021(南米選手権2021)や2022年FIFAワールドカップ予選にも出場しておりすでにパラグアイ代表の中心選手となりつつあるので、
コパ・アメリカ2024(南米選手権2024)でも大いなる活躍に期待です。

苦しい時期が長く続いているイングランドの名門マンチェスター・ユナイテッドFCの中で希望の星となっているアルゼンチンのアレハンドロ・ガルナチョ(2024年生まれ)はコパ・アメリカ2024(南米選手権2024)期間中に20歳を迎える。
スペインのアトレティコ・マドリードのカンテラで育ち、2020年10月からはマンチェスター・ユナイテッドFCの下部組織に移籍し、
ユースを経て2022年からトップチームで活躍をしています。
2022年FIFAワールドカップカタール大会の優勝メンバーが数多く残っているアルゼンチン代表の前線で試合に出場することも難しいですが、スーパーサブとして活躍する可能性は大いにあります。

開催国アメリカ合衆国にも、10代からヨーロッパで活躍している選手が数多くいて、
中でも2002年生まれのジョヴァンニ・レイナ、ユヌス・ムサはクラブチームや代表での出場数を見ても今大会コパ・アメリカ2024(南米選手権2024)での活躍が最も期待できる若手選手かもしれません。

まだ南米国内のクラブチームに所属しているエクアドルのケンドリー・パエス(2007年生まれ)は同年代では世界で最も注目されている選手の一人となっています。
2023年には15歳でトップデビューを果たし、エクアドルのトップリーグ史上最年少として出場したプロ初戦でゴールも記録しています。
18歳になる2025年夏にはイングランドのチェルシーFCへの移籍が決まっています。

南米後からヨーロッパ、世界へ羽ばたく若手選手に是非注目しましょう。

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