サッカー用語集:オフサイド

ルール

オフサイドとは

サッカーにおけるオフサイドとは、
攻撃時にオフサイドポジションにいる選手がプレーに関与した際に、相手チームに間接フリーキックが与えられるルールとなります。

オフサイドポジションとは、
・守備側(相手)チームのフィールド内
・ボールより守備側チームのゴールラインに近い位置
・守備側の選手のゴールラインから2人目の選手よりゴールラインに近い位置
を指します。

プレーに関与とは、
・パスを受ける
・ゴールキーパーを含めた守備側の選手のプレーを妨害する
・見方が打ったシュートがゴールキーパーに弾かれたりゴールポストに当たって跳ね返り、そのボールに関与する
となります。

オフサイドポジションは見方選手がボールを蹴った瞬間の位置を見られるので、
ボールを蹴った後にオフサイドポジションでプレーに関与することはオフサイドにはなりません。

また、ゴールキック、スローイン、コーナーキックもオフサイドの対象外となります。

守備側の選手のプレーを妨害するには、
身体による直接的な妨害だけでなく、進路妨害や視界の妨害も含まれています。

オフサイドポジションにどの部分が入っているかについては、
頭、体、足などのプレーができるいずれかの部分が守備側の後ろから2人目の選手から出ている、という定義となっているため、
プレーができない手や腕は対象外となっています。

オフサイドの歴史

オフサイドというルールがサッカーを含めたボールゲームに対する文章として形に残っているのは、1845年のイギリスのラグビーという学校となります。

オフサイドはルールとして明記される以前より『いけないこと』としている歴史はあったようです。

当時のイギリスでは街同士の祭りとしてサッカーが行われていたためルールが明確ではなかったのですが、
その後学校で行われるようになったためルールとして明確に定める必要があったことが背景としてあります。

祭りとしてのサッカーは肉体的な戦いの場でもあったため、
相手ゴール近くに待ち伏せしてボールを受ける・ゴールを奪うという行為が『卑怯』『ゲームをつまらなくする』などと捉えられていたのかもしれません。

オフサイドに関連するルール

近年新たに追加されたルールとして、
・VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)
・半自動オフサイドテクノロジー
・オフサイドディレイ
などがオフサイドに関連するルールとなっています。

用語集:VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)
用語集:半自動オフサイドテクノロジー
用語集:オフサイドディレイ
でそれぞれ解説していますので、合わせてご覧になって下さい。

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